自動車の事なら茨城県つくば市の高野自動車整備工場へ。車検・点検・メンテナンス等お車の事なら何でもご相談ください。

Site Map

営業時間8:00~17:30 / 土曜 9:00~16:00 日曜・祝日定休

エンジンオイルについて その3

2024/03/07

先日に引き続きまして 今日はエンジンオイル交換の管理について お話しします。
走行距離での交換 或いは 6ヶ月での交換で どちらか早い方になります。
すでにお話ししてるかと 思いますが 我々のような自動車修理工場では 一般的なガソリンエンジンは 3000km~4000km トヨタ系ハイブリッド車や日産系e-powerは 5000km 小型ディーゼルエンジン及びトラック系ディーゼルエンジンは5000km。
このように エンジンに負担がかからないような走行距離の交換をお勧めしてます。
皆さんの多くが最寄のガソリンスタンドや大手カー用品店でのオイル交換をしていることと思います。
軽快な音楽がガンガン響く広い店舗内で数多くディスプレイされた商品を眺めたり 様々なエンジンオイル缶を前にしていると オイル交換後のエンジン音の変化や吹き上がりの良さに思わず期待したりします。
財布と相談しながら 100%化学合成のオイルにしようか、チョッと抑えて安めのSALE品で我慢しようか なんてアレコレ考え込んでしまう。
こんな経験は必ずあるはずです。
でも その前にもっと肝心なことがあります。

1. 定期的に交換をすること。
2. 抜いたオイルを必ずチェックする事。

1は自分でメモなどを残しておけば次回オイル交換時期は簡単に管理できます。
2の抜いたオイルは見たくても見れない これが実情です。
抜いたオイルをチェックする事がどれほど大切なのか本当に理解している人は少ないかも知れません。
アメリカでは抜いたオイルを有料でチェックしてもらえるシステムすらあります。
オイルの中に何がどれほど混入しているかで エンジンのどの部分がどのくらい摩耗 消耗しているのか分析するのです。
レーシングカーのエンジンの様に頻繁に分解するのがもっとも確実に内部の状況を判断する方法ですが 一般車に当てはまる訳がありません。
で あれば 抜いたオイルをしっかり確認する。
これが一般ユーザーに出来る唯一の方法だと思います。
当店ではエンジンオイルの交換工賃は頂いておりません。
誰が来ても 何回来ても工賃は無料です。
当店にて取り扱っている様々なエンジンオイルも 価格を極力抑えています。
つまり、当社ではオイル交換はある種サービス品の対象として考えているのです。
じゃあ 抜いたエンジンオイルは どうせ真っ黒だし なにを見れば良いんだよって なりますよね???
ところがです。
長年の経験値から 抜き取ったエンジンオイルから様々な事が わかるのです。
長文になりましたので 続きはまた明日更新します。
 

PAGE TOP