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エンジンオイルについて その2

2024/03/06

先日からエンジンオイルについて お話ししています。
エンジンオイルはどんな役割りを担っているのか。
一般的に5つの役割りがあると言われてるんですが 自分個人的には 7つの役割りがあるかなと。

1.潤滑作用:エンジンは高温で金属同士で摩擦が発生します
エンジンオイルは接触面に油膜を張りエンジンを保護しています
2.冷却作用:熱を吸収して冷却する役割をしています
3.緩衝作用:各部品に非常に大きな圧力がかかるので、圧力を分散させ、
衝撃を吸収し損傷を防ぎます
4.防腐作用:空気や水が直接触れないようにし、錆の発生を防いでいます
5.密閉作用:部品と部品の間に入り気密性を高めています
6.清浄作用:金属片やカーボンが堆積しないようにしています
7.酸中和作用:酸を中和し金属を腐食から守ります
(燃焼により腐食性の高い酸性ガスが生まれます)

以上のような役割りを担ってるのが エンジンオイルです。
人間の体で例えるならば 血液です。
これだけ重要な役割りを担っているのに 交換を怠ると どうなるか。
新車の時のように新しいうちは 問題はなくても 時がたてば 各部品の使い減りもあれば 痛みも出るはずです。
人間も若いうちは 無理は出来ても 歳を追うごとに 無理も出来なくなり 病院に通うようになるはずです。
車も同じで 使い込めば 新車の時のようには いかなくなるのです。
ここで昨日の話に戻ります。
ディーラーや我々修理工場は お客様の大切なお車の寿命を少しでも伸ばし 安心かつ安全にと 考えてます。
エンジンオイルの寿命はオイルの性能に比例しますが 経験上5000kmを超えて使用すると オイルも真っ黒になり ドロドロになっていきます。
その状態で使用すれば エンジン内部は汚れが溜まり損傷して  故障の原因になるのです。
エンジンオイルを適正な時期や走行距離で交換することが お車の寿命を伸ばすことは 間違えないのです。
では どのように 管理すれば良いか など 続きは また明日更新します。

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